目を守るためには検査を行って正しくカラコンを使用 - カラコン彼受け瞳

若い女性を中心に人気を集めているカラコンは、高度管理医療機器です。
カラコンを購入する場合は眼科を受診して検査を受け、自分に合うレンズを選択します。
角膜の形は人によって異なり、自分の目に合わないカラコンを使っていると病気の原因になります。
眼科では様々な検査を行いますが、前眼部検査では結膜や角膜の状態を確認します。
角膜内皮細胞は、角膜を健康な状態に保つために重要な役割を担っています。
カラコンの使用により酸素不足が長時間続くと角膜内皮細胞が減少するので、検査では数や大きさ、形などを調べます。
目に異常を感じた時には病気が悪化している可能性もあるため、自覚症状がない場合でも検診は必要です。
カラコンの使用中に少しでも異常を感じた場合は、すぐに使用を中止して、できるだけ早く眼科を受診します。
コンタクトレンズは使用方法を間違えると、目に障害を与える可能性があります。
角膜上皮障害やアレルギー性結膜炎、ドライアイなどの眼障害は様々な原因で発症します。
涙液を吸収して蒸発させるソフトコンタクトレンズは、ドライアイの原因になります。
症状が軽い場合は、コンタクトレンズの上から点眼するタイプの目薬を使って様子を見ます。
角膜に多くの傷が認められる場合は、コンタクトレンズの使用を中止します。
コンタクトレンズの装用時間を短縮すると、ドライアイの軽減に繋がります。
カラコンに付着している汚れに対して、アレルギーが出る人もいます。
アレルギー性結膜炎の中でも巨大乳頭結膜炎は、痒みや目やになどの症状が強く出ます。
アレルギー性結膜炎を発症している場合はコンタクトレンズの使用を止め、ステロイド点眼薬やアレルギー点眼薬を使って治療します。
角膜は5層の構造になっていて、外側の層を角膜上皮と呼びます。
カラコンの損傷や異物で角膜が擦れると、角膜上皮に傷が付きます。
目に異物感を感じた時は、すぐにコンタクトレンズを外します。
異物が入ったままで放置していると、目の動きで傷が増えて様々なトラブルに繋がります。
カラコンを購入した後は使用方法や使用期限を守り、適切なレンズケアを行って目の健康を維持することが大切です。